基礎スキーとは?本当のスキーの基本技術を解説。なぜ競技と基礎があるのか?

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元アルペンスキー選手、1級所持

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今シーズンもスキー検定不合格になった方多いかと思います。改めて「本当の基礎スキー」とは何なのかを説明したいと思います。

SNSでこんな書き込みを見ました。

男性
男性

レーシングやってる子供はシュテムとかプルークすっ飛ばして直滑降からやって上手くなってる。基礎スキーなんかいらんだろ

という書き込みを見ました。

本人が特定されないよう濁して書いてますが、確かにごもっともな話です。事実としてある話ですし、私も似たような光景を見たことがあります。

しかし、この男性の意見を見た時

基礎スキー=プルークボーゲンとかシュテムターンをすること(検定種目をやること)

が「基礎スキー」と思われてるようなので、多くの人が誤解してる「基礎スキー」について説明したいと思います。

レーシングを選択する人はそもそも層が違う。一般人はそこまで上昇志向がないのでやり方が違う。

例えば上記の動画のようにアルペン向けのパラレルターンとスキー検定(基礎)のパラレルターンは全然滑り方が違います。

また、レーサーと一般の人も求めてるレベルが違うので、上達の結果も当然変わります。

わかりやすく言うならば

  • サーキットでタイムを出す運転の仕方(競技)
  • 一般の道路で無事故無違反にならない運転の仕方(基礎)

では技術が全く違うのはみなさんよくわかるかと思います。

なので、比較すること自体が無理矢理な感じですし、教え方も全く違って当然なのです。

しかも、普通の脳の構造を持ってる人は

一般の人はスピードに対し怖いという感情を抱くが、レーサーは快感になってしまう・・・

という変な脳の構造をしてます。(はい、私です。笑。あ、でも毎日車運転して一応ゴールド免許です)

あなたがダイエットに失敗する簡単な理由。半年で12キロ減、体脂肪16.7%から9.4%に減ったスポーツジム不要、1日5分からの自宅減量方法を解説にも書いてますが、

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人間は常に刺激が欲しい生き物

なので、刺激には常に代償を伴います。

例:体型の変化、身体への悪影響として現れたりなど。スポーツだけの1本足打法で生きてきた人は引退後の生活が大変だったりします。中には刺激が欲しくてアルコールやギャンブル、警察にお世話になる人がいたりします。

スキーに正しいは存在しない。上手くなった、タイムが出たらそれが正解。

私もアルペンスキー選手を10年以上やってきましたが、

  1. 理論的な考えができず、暴力でしか解決しようとしない先輩やコーチが多い
  2. 「気合と根性こそ正義」という謎の思想(戦後か?)
  3. 犯罪を繰り返す人
  4. 勉強しない人
  5. 学生時代から一発逆転する人生しか考えない思考パターン

こういった人たちをたくさん見てきました。(基礎スキーの世界にもいそう)

「悪さして停学が当たり前」の社会なのですが、そういった人でもスキーだけは上手いという人が結構います。

これはスキーだけに限らず、スポーツというか、昭和戦後から続く体育会系全体がそういったマーケットなのです。みなさんもなんとなく雰囲気がわかるかと思います。

どことは言いませんが、大学の前身調べると体育系社会教育の理由がわかります。ある意味、みんな犠牲者なのです。

なので性格がどこか

「常に人生一発逆転を考えてる人が多いので、よく言えばここ1番の集中力がすごい」

のです。

近年はADHD(注意欠如多動症)とかASD(自閉スペクトラム症)という言葉が一般的になりましたが、スキーレースの世界にいる人は良い意味で明るく個性的な人が多いというのが私の印象です。

ただ、一方で良い意味でも悪い意味でもこだわりが強い人がそこそこ多い印象です。(あくまでも肌感覚)

実際、ごく一部に普通の学校では見られないようなことをする方も多くいたので、

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アルペンスキーこそ正義

と考える人が多いのもスキーの世界しか知らないせいか、かなりバイアス(先入観)が入って、お話にならない人もいるので仕方ないのかなーと思ったりもします。(確かにタイムは事実ですけどね)

特に能力のない人ほど

  1. 相手に腹立たせたて
  2. 「自分のことを偉い」と思いたい

という傾向が強く、まあーどこでもいるのかなと思ってます。

特にレーシングの世界の人で基礎スキーの世界を見下す人が非常に多いんじゃないかなー、と私はレース出身者として強く感じます。

スピードの恐怖が少ないとスキーの上達方法も変わってくるのは当然

スキーはスピードだけではありません。

女性
女性

コブとか不整地怖すぎ

という人も多いです。

私もその1人でモーグル競技する人たちをすごく尊敬します。

いろんなスキー指導方法があって良いと思いますし、あくまでも

  1. プルークボーゲン
  2. シュテムターン
  3. パラレルターン大回り
  4. パラレルターン小回り

という王道の順番が世に広まったのは、やはり再現性が世界各地で高かったからという証明されたものではないかと思うのです。

直滑降から教える、シュテムターンを飛ばすのも良いですが、多分ほとんどの人は暴走するはずです。

いきなりF1レーサーになるのではなく、まず国道を法定速度で走る技術を学んだ方が社会全体としては治安も良く、安全にカーライフを楽しめます。

スキー場も同じなのです。

相手を怪我させたら民事訴訟になることも実際にあるのです。

ゲレンデ内外は道路と同じで法律が存在します。

んで、基礎スキーって何よ?

とまあーグタグダ話してきましたが、個人的にスキーのうまさの定義は

どんな斜面、雪質、天候でも上手く滑る技術(または速く滑る技術)

という解釈です。

なので、スキーダイエット.jpのコンセプトにも書いてある通り、

「本当のスキー技術の基礎」をYouTubeとスキーダイエット.jpで語ってるので、過去記事やYouTubeの過去動画をご覧ください。

  1. 同じゲレンデなのに旗門が立ったら下手になる
  2. アイスバーンになると途端にスキーが下手になる

のは技術的に致命傷を抱えてるケースが多いです。

多分、スキー上級者でスキー業界に不満を持ってる人は

  1. 整地ゲレンデしか滑れない技術(内傾角にこだわりアイスバーンから逃げる人って上級者?)
  2. ポールに入った途端に下手になる技術

といった指導に疑問を持ってる方ではないかと思います。

ただプルークボーゲンやシュテムターンは多くのスキー初心者が中級者にステップアップした最も再現性の高い練習方法ではないかと思いますし、私もこの方法で上手くなった1人です。(小学校前後のスキースクールでやりました。40年くらい前ですけど・・・)

問題は「基礎」という部分を多くの人が「基礎スキー(検定)」と「競技スキー」に分けて考えてしまってることです。

全日本スキー連盟の教科書でもある日本スキー教程もこの辺はきちんと説明しており、競技をするための土台作りが基礎スキーという立ち位置なので、基本的な技術を説明してます。

特にセンターポジションはスキーの最も重要な部分なので、これができないと上級者になってから苦労するはずです。

一方、基礎(土台)ができているスキーヤーほど、競技の世界に移行した時の上達スピードがグンと伸びるので、きちんと基礎技術を学んでほしいなーと思い、YouTubeで動画投稿を続けてます。

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