基礎スキーの滑り方。アルペン競技の滑り方との違いも解説

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今回の基礎スキーとはの話は滑り方とアルペン競技との明確な違いを解説します。

基礎スキーの滑り方は「横滑り」が基本。特に級別バッジテスト1級までは最重要課題

そもそもみなさんは基礎スキーって何か知ってますか?

簡単に説明すると上記のイラストの左側の滑り方が基礎スキーです。一方、アルペンスキー競技は右側の滑り方になります。

基礎スキーはスキー検定がベースになる滑り方となりますが、2022年の検定受験者のためににP71を見ると

「横滑りがベースにある」(上記の写真または下記の不整地動画参照)

とちゃんと書かれてます。(上記の左のイラストも板を横向きにしながらターンしてますよね)

つまり、

基礎スキーとは
  1. 横滑り、つまりテールをずらした滑り(下記動画参照)
  2. テールでブレーキ調整したスピードコントロールされた滑り

が基礎スキーの滑り方と言っても過言ではありません。

この動画の中でも横滑りが再生後1分35秒から見れますが、実際に数年前1級検定の種目としても存在しました。(この記事を書いてる現在は総合滑降に変更)

なぜ横滑りが1級までの級別バッジテストで最重要課題なのかも次で解説します。

基礎スキーのベースがなぜ横滑りなのか?

単純な話で

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ターンするたびにスキー板をブレーキしながら滑ればゲレンデ暴走者が減るし、治安も良くなりスキーヤーの安全確保につながる

といった意味があります。

これも冒頭で紹介した本の中に詳しく書いてるのでここでは割愛しますが、要はそういうことです。

なので、スキー検定(バッジテスト)では基本横滑りがベースとなるターンをしないと点数が出づらいですが、検定員によってはカービングOKの方もいるので(フルカービングは減点扱い。69点という事例あり)、

  1. カービングターンしつつも
  2. テールで少しズラす

のが2026年以降もベーシックなターン構成になるかと思います。

基礎パラレルターンからベーシックパラレルターンへ。言葉の意味を解説

2024年7月11日からスキー検定では基礎パラレルターンからベーシックパラレルターンに変更され、2024年10月7日に発売された日本スキー教程でもそれまでの基礎パラレルターンとは違う滑り方に変化してるので、詳しくは教程の方もご覧ください。

ただ、共通してるのは「基礎(ベーシック)」という検定種目の滑りは

「横滑り」

の意味があるので、特に1級検定まではこれが基本となります。

一方で1級ではの大回り(ロングターン)では「ベーシック」がつかない「パラレルターン大回り」が出てくるので、ここで初めてカービングの世界に入るといった感じになります。(フルカービングという意味ではないので注意)

この辺の滑り方の細かい違いがあるので、下記の動画や日本スキー教程の滑り方を研究しておいてください。

基礎スキーとアルペンスキー競技(応用技術)の滑り方の違いとは?

Photo:北長沼スキー場

簡単に言ってしまうと

  1. アルペンスキー:基本フルカービングターン(振り幅のあるポールセットではズラすケースもある。これはコースセッターが「ズラしても速いターン」(下記動画参照)を選手たちに試すためにあえて立てることもある)。できるだけ雪煙(ブレーキ)が舞うことがないように滑る技術が要求される。(基礎スキーでは減点)
  2. 基礎スキー:基本的に横滑りがベースにあるが、プライズテスト(テクニカル・クラウン)ではズラすというより、不整地で回しこむ、整地は横移動でスピードコントロールするのがプライズテスト・技術選レベル。ただ、フルカービングに近くなるのがほとんどで、ラインもアルペンやモーグルに似てくるが、競技ほどのダイレクトなライン取りではないのがポイント。(横移動で暴走してないことをアピールする必要がある。級別バッジテストは急激な横向きでのスピードコントロールという違いがある。)

という微妙な違いがあります。

素人ではほとんどわかりませんが、上級者でないとわからない技術の差が出てくるのがレベルの高い世界での話です。

クラウンで頭打ちになる20代スキーヤーと30過ぎからアルペン競技に取り組む本気層の違い

アルペンスキー選手は1年中スキーのためのトレーニングを積みます。

なぜなら速いスキー、技術レベルの高いスキーをするには

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