スキー検定1級合格のコツと4種目を解説

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

また、スキーダイエット.jpは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

この記事の著者

hide

元アルペンスキー選手、1級所持

サイト内容と実績

スキー上達法や最新のアルペンスキー速報、個人的なダイエット、体脂肪率、食べた後の筋肉量の変化をほぼ毎日記録してます。トップページに情報をまとめてるのでブックマークしておくか、「スキーダイエット.jp」と検索すると便利です。また、個人的なプロフィールやスキーの戦績、資格などの実績の証拠写真は記事下のWebsiteリンク先にあります。

hide
hide

スキー検定1級の合格のコツや4種目の解説をします。目次からお好きなところをご覧ください。

1級に必要な要素
  1. 2級より速いスピード
  2. 安定感
  3. 不整地をきちんとターンして滑り降りる能力

この3つです。

また、技術的に見られるのが

  1. 上下動
  2. センターポジションかどうか
  3. 外足荷重
  4. ストックワーク
  5. 上半身のフォールライン
  6. 一定のリズムかどうか

この辺りが見られます。

実際の検定員の声も交えて解説します。

スキー検定1級の種目と着眼点

1級の検定種目は

  1. ベーシックパラレルターン小回り(整地でのショートターン)
  2. ベーシックパラレルターン大回り(整地でのロングターン)
  3. 総合滑降(①と②を最低2つ以上混ぜる)
  4. 不整地(コブを含む)

の4種目が行われ、リズムやバランス、ターン弧、エッジングやポジションを見られます。

2023−2024までは基礎パラレルターンと呼ばれてましたが、2024−2025シーズンからベーシックパラレルターンに種目名が変更されてます。詳しくは上記の動画か、日本スキー教程をご覧ください。

詳しい解説は記事冒頭の動画に全部詰め込んでるのでご覧いただくのが1番早く、私はそれで一発合格したので十分な内容かと思います。

1級ベーシックパラレルターン小回りとは?2級との違いも解説

2級のベーシックパラレルターン小回りと同じ名前ですが、検定種目名自体は全く同じで、試験で試される斜面が中斜面から急斜面に変わるというのが表向きの違いです。

しかし、上記の動画を見てもわかる通り、

hide
hide

ターンの仕方が結構違う

のがわかるかと思います。

もちろん、2級寄りでも一定のリズムを急斜面でもできる人で合格する人もいるかと思いますが、2級との大きな違いは

  1. ターン後半の推進力があるかどうか(スピードを見られる)
  2. 2級はスキー板を横向きにしてる時間が長くてもOKだったが、1級ではそれをコンパクトにしてるか。(エッジングの評価)。つまり、短いエッジングになってるかどうか。(長いと減速になるのでプラスにはならない)
  3. 「板をたわませる正しい上下動」ができてるかどうか?
  4. ストックの使い方が正しいか
  5. 腰の位置がセンターポジションにあるかどうか
  6. 外足荷重になってるか
  7. 一定のリズムでターンできてるか

この辺りが見られます。

特にショートターンはエッジングが長いと上記の動画のサムネ画像のように

hide
hide

板全体から雪煙が出てもOKな2級から1級の短いエッジングの証拠となる板の後ろから雪煙が出てるかどうか

がすぐにわかるので、評価の目安にされやすいです。

雪煙の出方で上級者か中級者かがすぐに見分けがつくので、きちんとターン前半から後半まで、一連の正しい荷重ができるかどうかががショートターンでは特に見られます。

1級のパラレルターン大回りとは?2級との違い

1級から大回り(ロングターン)に「ベーシック」という検定種目名が消えてます。

これは何を意味するかというと、上記のイラストの右側のように滑るという意味です。

かといって、フルカービングターンは減点扱いですから、基礎スキーの意味である「横滑り」の要素をわずかに入れます。

フルカービングターンではないパラレルターンとは?

写真で比較すると一目瞭然なのですが、1級合格できるレベルのパラレルターン大回りは

  1. 技術選、プライズテストとは違い、1級は外足荷重しつつももっと荷重が軽い
  2. 姿勢が低いのがプライズ。姿勢が高めなのが1級。でもどちらも後傾姿勢ではない。
  3. どちらもセンターポジションでもスピードが違う
  4. 板のたわみも違う

といった感じです。

実際の1級合格レベルのパラレルターン大回りの映像が下記にあるので、こちらも参考にしてください。これと同じような滑りで70点でした。

いわゆる上記のプライズテストや技術選のような、アルペンスキーに近い「ガッツリ荷重」は1級検定では求められていません。

むしろ基礎スキーなので

  1. 綺麗な1本の弧を描く
  2. 外足荷重できちんとセンターポジション
  3. 攻めるような滑りではなく、あくまでも綺麗に滑る

方が1級では加点につながりやすいかと思いますし、事実、技術選優勝者の丸山貴雄さんも1級のロングターンでは技術選のような滑り方ではないです。

1級ではあくまでも1級で求められる滑り方をする必要があるので、その辺は注意して滑るようにしてください。

1級総合滑降とは?どの点に注意して滑るか?を解説

総合滑降とは

小回り、中回り、大回りのどれかを2つ以上混ぜて滑る種目

ですが、検定員は以下の点を見ています。

  1. ターンの変化で雪煙が舞ってないか。舞うとスキー板を横にしてブレーキ動作とみなされ減点要素になる。あくまでも雪煙をあげず滑らかに繋ぐことが重要で、板をきちんとセンターポジションからたわませる基本動作が見られる。
  2. 斜面にあったターンを構成してるか。例えば緩斜面はスピードが緩くなるので小回りより大回りを選択するなど、構成を見られる。
  3. 小回り、中回り、大回りなど総合的に滑り方がどうか見られる。

その他にも上記の動画で詳しく説明してるので、そちらをご覧ください。

1級不整地とは?滑り方やポイントを解説

上記の動画で全部説明していますが、簡単に検定員が見るポイントをまとめると以下の通りです。

  1. コブ並びに不整地を一定のスピードで完走する力があるかどうか
  2. あまりにも遅いスピードで滑ると68点や69点になる
  3. コブ以外の選択肢があった場合、整地に近いほど合格基準が上がる

この辺のことは下記の動画でも詳しく解説してるので、気になる人は2つご覧ください。

1級はどんな斜面でも一定のスピードできちんと操作して滑ることが求められるレベル

Photo:札幌藻岩山スキー場

スキー検定合格方法チャンネルではそのほかにも

  1. センターポジション
  2. 外足荷重
  3. ストックワーク

など細かい技術を習得するための練習方法があります。

詳しくはyoutubeを見ると大体わかるので、1級不合格に悩む方、これから受験する方は参考になることが多いかと思います。

1級に合格するレベルならどこのスキー場も上手に滑れるので、暇さえあれば勉強、トレーニングに励んでもらえればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!