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元アルペンスキー選手、1級所持
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今回は全日本スキー連盟(SAJ)級別バッジテスト1級と2級でなぜ「スキー板をフラットにするのか?」を解説します。
たぶん、2級も同じかと思いますが、今回はスキー検定1級の必須事項である
ターンとターンの間でスキー板をフラットにする
という動きのやり方と、検定員がなぜここを級別バッジテストでフラット要素を求めるのかをまとめます。
ターンとターンの間で「スキー板をフラット(平)にする」とは何か?

上記の画像は記事冒頭の動画を別角度から撮影したものですが、そもそも

スキー板をフラットにするとか、ターンとターンの間でフラットにするってなに?
という疑問を持つ方も多いかと思うので、まず意味から説明します。

上記の写真で説明すると
- 左足は雪面に対してスキー板が平ら
- 右足はスキー板を傾けてるので(角付け)、雪面抵抗を受けて曲がる。
という瞬間を切り取った1枚の写真です。なのでバッジテストで検定員の事前講習などで

ターンとターンの間で板をフラットにしてください。
と言われたら、以下の写真のように一瞬だけターンとターンの切り替え部分で両スキーをフラット状態にしてください。

この瞬間は
- 両スキーが傾いていないフラット状態
- つまり、エッジがかかってない
ということを検定員に示すことができます。
ではなぜスキー検定(級別バッジテスト)ではスキー板をフラットのするのかという説明を次にします。

では次になぜスキー検定でターンとターンの間で板をフラットにする時間を作る必要があるのか?
諸説ありますが、技術的な話をすると
- 基礎スキーなのであくまでも「基本的な動き」が要求される。基本的なターンの流れとは抜重→荷重→抜重という流れで、一旦ターンとターンの間で腰の位置を高く戻す方が、安全で操作性の高いバランス感覚に最も優れたポジションで滑れるため。
- 腰の位置を高く保つことは、低速でも高速域でも基本のポジションであるため、スキー初心者・中級者向けにきちんと基本的な動きを検定で見る。
という意味が強いと思います。
腰の位置を高くするとは「センターポジション」をキープすることを意味します。センターポジションについてわからない人は下記の動画をご覧ください。
スキー検定では一旦板をフラットにし、センターポジションに戻す。という流れが重要な理由

さて、スキー検定では

ターンとターンの間に一旦腰の位置を正しいポジションに戻す意味でも板をフラットにする時間を作る。
ということはわかりました。
実際にこれは1級の事前講習で検定員に言われたことなので、たぶんSAJ公認スキースクールでは全国共通かと思います。なので、嘘か本当か知りたい方は事前講習で直接検定員(ジャッジ)に聞いて確認を取って欲しいのですが、実はこれを指摘されたのには2名の検定員との裏話があります。
実は検定員でも好みがあります。
では、具体的な2名の検定員の言葉をご紹介します。(ひょっとするとジャッジ2名の点数が実は違ってたのかもしれませんので)